下北沢と三軒茶屋の中間に位置するBeastie Coffee Club。何年か通わせて頂いていますが、Clubは“クラブ活動”を意味すると制作を機に伺って、とてもしっくりきました。ここに通うお客さんがまるでクラブ活動をするようにBeastie Coffee Clubに通い、その行動自体が巡り巡ってみんなに美味しいコーヒーや空間を届けることに繋がる
その中心にいるのが店主である坂田健さん—
Beastie Coffee Clubはカフェでもなく喫茶店でもなく、近代的スナックというような表現をされていました。お客さんに愛情をもって細やかに、クールに時には熱く寄り添っているように私の目に映りました。
このお店の持つ絶妙なバランスをクラブという伝統的で威厳のある雰囲気を残しつつ、記号と文字の中間のような形状で、決してぶれない姿勢を錨マークで表現するというオーダーとともにその存在感を表現しました。